キャリアブレイクを文化に。
社会のリズムをアップデート。

無職ライターが行く旅日記#1ベトナム編プロローグ

読みもの

無職ライターが行く旅日記
#1
ベトナム編
プロローグ


無職ライター4期生のぬた&あゆみによる、

月刊無職仲間とのベトナム旅行記

~プロローグ~

月刊無職を執筆中、毎週水曜日19時から、月刊無職4期の6名+運営のハルさんとで、オンライン定例会が開催されていました。

そこは、最近の出来事、例えば風邪を引いてしんどいなとか、仕事を探し始めたとか、図書館で面白い本を見つけたとか、そんな他愛もない話を共有する場。

そして、ある定例会でのこと。いつも通りゆるくお話をしていると、何かの流れで海外の話題になったんです。東南アジアに格安で滞在していたことがあるとか、仕事で海外出張に行っていた、だとか。

みんなが過去にいった海外の話をしている中、私は考えていた。

『私が最近海外に行ったのはいつだっけ?コロナ前の韓国か……。』

『私今、無職で時間があるくせに、海外行ってなくない……?』

『平日、好きな時に行けるのは今だけかもしれない。』

一通り考え終わってから、自然と口に出ていた、


「誰か一緒に、海外行きません?」


言っておきながら正直、冗談半分。海外旅行って、普通にハードル高いよね。どこに行くにも日帰りというわけにはいかないし。国内旅行と違っていろんなストレス溜まるだろうし。それに私、センター試験のリスニングで寝ちゃうくらい、英語ができない。

そもそも、みんな画面越しの存在で、直接会ったこともないんだから。

でもなぜか私は、安心感があった。ここにいるみんななら、一緒に行ってもいいかなって。これだから、無職仲間は不思議な存在だ。なんだか同僚みたいな気持ち。

誰でもいいからのってくれたらラッキー!くらいのお誘いに、同期のあゆみさんが一言。


「ベトナムならいいですよ。」


(え……!いいの……!?)


「じゃあ、ベトナムに行きましょう!」


そんなこんなで、他のみんなは、

お金が厳しいからとか、ベトナムは行ったことがあるから遠慮しとく、とかを素直に言ってくれて。

そして、2024年11月、あゆみさんとベトナム・ハノイに行ってきたのでした。


次号に続く

主催

mada books

自分のやりたいことや好きなことに出会えていない

『まだ』の時間こそを楽しむ書店

無職ライターが行く旅日記#1ベトナム編プロローグ

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無職ライター4期生のぬた&あゆみによる、

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月刊無職を執筆中、毎週水曜日19時から、月刊無職4期の6名+運営のハルさんとで、オンライン定例会が開催されていました。

そこは、最近の出来事、例えば風邪を引いてしんどいなとか、仕事を探し始めたとか、図書館で面白い本を見つけたとか、そんな他愛もない話を共有する場。

そして、ある定例会でのこと。いつも通りゆるくお話をしていると、何かの流れで海外の話題になったんです。東南アジアに格安で滞在していたことがあるとか、仕事で海外出張に行っていた、だとか。

みんなが過去にいった海外の話をしている中、私は考えていた。

『私が最近海外に行ったのはいつだっけ?コロナ前の韓国か……。』

『私今、無職で時間があるくせに、海外行ってなくない……?』

『平日、好きな時に行けるのは今だけかもしれない。』

一通り考え終わってから、自然と口に出ていた、


「誰か一緒に、海外行きません?」


言っておきながら正直、冗談半分。海外旅行って、普通にハードル高いよね。どこに行くにも日帰りというわけにはいかないし。国内旅行と違っていろんなストレス溜まるだろうし。それに私、センター試験のリスニングで寝ちゃうくらい、英語ができない。

そもそも、みんな画面越しの存在で、直接会ったこともないんだから。

でもなぜか私は、安心感があった。ここにいるみんななら、一緒に行ってもいいかなって。これだから、無職仲間は不思議な存在だ。なんだか同僚みたいな気持ち。

誰でもいいからのってくれたらラッキー!くらいのお誘いに、同期のあゆみさんが一言。


「ベトナムならいいですよ。」


(え……!いいの……!?)


「じゃあ、ベトナムに行きましょう!」


そんなこんなで、他のみんなは、

お金が厳しいからとか、ベトナムは行ったことがあるから遠慮しとく、とかを素直に言ってくれて。

そして、2024年11月、あゆみさんとベトナム・ハノイに行ってきたのでした。


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