「キャリアブレイク」とは、一時的に離職、休職するなどして、仕事に就かないキャリアの小休止期間（ブレイク）を持つこと。その目的は、休息、子育てや介護などのライフイベント、勉強、資格取得、旅行など人によってさまざまです。

日本でも多くの方がキャリアブレイクをとっていますが、そのなかには、「キャリアブレイクの経験が、その後“社会に役立つ働き方”へと踏み出すきっかけとなった」という方もいます。

いったいなぜ、キャリアブレイクが社会性のある働き方のきっかけとなるのか。また、どのようにしたらキャリアブレイクをそうしたきっかけにできるのか。今回は、キャリアブレイクの専門家や経験者の話から考えていきます。

⚫︎こんな方におすすめ！
・キャリアブレイクというテーマに興味がある方
・社会に役立つ仕事をしたいと考えている方
・「キャリアブレイク研究所」や「School for Life Compath」に興味がある方

主なトークテーマ

・キャリアブレイクとは
・「キャリアブレイク研究所」の活動とは
・「School for Life Compath」の活動とは
・どうしたらキャリアブレイクが“社会に役立つ働き方”へと踏み出すきっかけになるのか

⚫︎ゲスト

・北野貴大さん（きたの・たかひろ）

一時的な離職休職を肯定的に捉える「キャリアブレイク」を文化に。一般社団法人キャリアブレイク研究所 代表。著書に『仕事のモヤモヤに効くキャリアブレイクという選択肢』（KADOKAWA）、『キャリアブレイク ー手放すことはブランクではないー』（千倉書房）。大阪市立大学卒。2014年に新卒でJR西日本グループに入社し「ルクア大阪」をはじめとするデパートプロデューサーとして従事。妻のキャリアブレイクをきっかけに、キャリアブレイクの人のための宿「おかゆホテル」をスタート。2022年に退職をし、キャリアブレイクを文化にするための一般社団法人を設立し、社会リズムをアップデートを目指す。大阪公立大学大学院 経営学研究科 特別研究員。
キャリアブレイク研究所：https://careerbreak-lab.studio.site/

むしょく大学：https://mushoku-daigaku.studio.site/

X：https://x.com/kitanothiro

・安井早紀さん（やすい・さき）

1990年生まれ神奈川県出身。幼少期はイギリスで過ごす。慶應義塾大学在学中は“教室から世界を変える“NPO法人Teach For Japan勤務。大学卒業後はリクルートに入社して6年間人事として、地方と海外での大学生向けのインターンプログラムづくりなどに従事。2018年に島根に移住して地域・教育魅力化プラットフォームに参画。“地域みらい留学“事業の立ち上げ。2020年4月に株式会社Compathを設立。2020年7月より北海道東川町に移住し、デンマークのフォルケホイスコーレをモデルとしたSchool for Life Compathという大人の人生の学校を運営している。
School for Life Compath：https://schoolforlifecompath.com/

・モデレーター 山中散歩（やまなか・さんぽ）
生き方編集者。インタビューを通して、生き方の語りと出会う。「ほしい家族をつくる（greenz.jp）」「キャリアブレイク（東洋経済オンライン）」連載中。WORK for GOODの編集者も務める。ときどき友人と「ほめるBar」を開催。関心領域はナラティブとケア、関係性のリテラシー、家族、キャリアブレイク。散歩の合間に働いてます。

⚫︎「働く」で社会を変える求人サイト『WORK for GOOD』について
気候変動、大量廃棄、貧困と格差、社会的孤立、地方の過疎化…
私たちをとりまく様々な社会課題は、ひとりの力ではどうにもできないほど大きく、複雑に絡み合っています。
しかし見方を変えれば、今は「一人ひとりが社会と関わり、やりがいを持って働くこと」がかつてないほど求められている時代なのです。

WORK for GOODは「働く」で社会を変える求人サイト。
自分のスキルをいかして、社会をポジティブに変える。
そんな「やりがいのある仕事」を世の中に広めていきます。

https://www.workforgood.jp/