キャリアブレイクを文化に。
社会のリズムをアップデート。
読みもの
生き方は想像以上に自由だった。
無職ライター4期生のカッキーです。
せっかく選書の機会をいただいたので、今まさにキャリアブレイクしようとしている方におすすめできる本はなんだろうかと考えてみました。もちろん、キャリアブレイクの最中にいる人、キャリアブレイクを終えた人にもおすすめできる本です。
今回選んだ本は2007年発売、旅人・写真家の須田誠氏によるフォトエッセイである「NO TRAVEL NO LIFE」です。発売当時、まだキャリアブレイクという言葉はなかったと思いますが、彼もまたキャリアブレイクの当事者でした。彼は約10年間のサラリーマン生活をしていましたが、仕事での華々しい成果や社会的地位・安定を捨て、世界中へ旅に出ました。本書では、旅以前、旅の最中、旅以後の彼の思いや葛藤が綴られています。
僕がこの本に出会ったのは、新卒で入社した会社を辞めてすぐのことでした。僕はその当時、学生を終えて社会人になったら、定年まで毎日のように働くのが当たり前だと思い込んでいました。そんな中、本に出てくる海外の人たち、また著者の自由さに衝撃を受けたのでした。(本書に出会って約1年後、僕はマレーシアで単身一人旅をしたのでした。)
僕が無職になったとき、「キャリアブレイク」という言葉には心惹かれる不思議な魅力を感じました。「旅」にも同じような魅力を感じていました。今思うと、どちらも環境の変化という共通点があります。前者は精神的な意味、後者は身体的な意味で環境を変化させるものと言えるかもしれません。
そのような環境の変化は、自分では気づかぬうちに固定化された視点や考えから自分を解放してくれるものだと僕は考えています。なのでひとまず、旅をしてみましょう。旅とは言っても、いきなり海外旅行のような大きなことをしなくても大丈夫です。例えば、近所のパン屋までいつも通らない道を通って行ってみる。そんな感じで気楽に旅をしてみてください。また、もう一つ、気軽に旅を楽しむ方法として、最後にこの本を読むことをおすすめして、今回の選書を終わりたいと思います。「事実は小説より奇なり」と言えるような彼の旅・人生を追体験してみてはいかがでしょうか。
読みもの
生き方は想像以上に自由だった。
無職ライター4期生のカッキーです。
せっかく選書の機会をいただいたので、今まさにキャリアブレイクしようとしている方におすすめできる本はなんだろうかと考えてみました。もちろん、キャリアブレイクの最中にいる人、キャリアブレイクを終えた人にもおすすめできる本です。
今回選んだ本は2007年発売、旅人・写真家の須田誠氏によるフォトエッセイである「NO TRAVEL NO LIFE」です。発売当時、まだキャリアブレイクという言葉はなかったと思いますが、彼もまたキャリアブレイクの当事者でした。彼は約10年間のサラリーマン生活をしていましたが、仕事での華々しい成果や社会的地位・安定を捨て、世界中へ旅に出ました。本書では、旅以前、旅の最中、旅以後の彼の思いや葛藤が綴られています。
僕がこの本に出会ったのは、新卒で入社した会社を辞めてすぐのことでした。僕はその当時、学生を終えて社会人になったら、定年まで毎日のように働くのが当たり前だと思い込んでいました。そんな中、本に出てくる海外の人たち、また著者の自由さに衝撃を受けたのでした。(本書に出会って約1年後、僕はマレーシアで単身一人旅をしたのでした。)
僕が無職になったとき、「キャリアブレイク」という言葉には心惹かれる不思議な魅力を感じました。「旅」にも同じような魅力を感じていました。今思うと、どちらも環境の変化という共通点があります。前者は精神的な意味、後者は身体的な意味で環境を変化させるものと言えるかもしれません。
そのような環境の変化は、自分では気づかぬうちに固定化された視点や考えから自分を解放してくれるものだと僕は考えています。なのでひとまず、旅をしてみましょう。旅とは言っても、いきなり海外旅行のような大きなことをしなくても大丈夫です。例えば、近所のパン屋までいつも通らない道を通って行ってみる。そんな感じで気楽に旅をしてみてください。また、もう一つ、気軽に旅を楽しむ方法として、最後にこの本を読むことをおすすめして、今回の選書を終わりたいと思います。「事実は小説より奇なり」と言えるような彼の旅・人生を追体験してみてはいかがでしょうか。